理想的な寝姿勢とは
昼間私たちは重力のストレスを受けています。あたり前のように2本足で立ち、歩行していますが多大な重力に逆らいながら生活しているのです。横になって寝るという行為は、この重力から解放されること。そして理想的な寝姿勢は仰向けに寝たときは自然に立ったときの姿勢を再現するのが理想とされます。自然に立ったときには首の後ろ(頸椎弧)と腰の後ろ(腰椎弧)にカーブが出来ます。これは二足歩行の人間特有のもので、重い頭を支えるためのショックアブソーバーとして機能しています。横になったとき、敷き寝具はこの腰の空間が空きすぎず、また、腰が下がって腰が沈み込まないかたさが理想的な寝具のかたさだといえます。言い換えれば、仰向きになって休んだとき、体の側面のラインが真直ぐになる姿勢を保つことが理想の仰向きの寝姿勢と言えます。仰向きに休んだとき、腰のカーブが浮いても腰が沈み込みすぎても、朝起きて腰痛などの症状がある、朝起きても疲れがとれていないという状態になります。
(文責:睡眠改善コーディネータ 阿久津靖子)
正しい寝姿勢と体重の分散
仰向きに横になった場合上図のように各部分によって異なります。臀部の部分は全体体重の44%の荷重がかかり、柔らかい寝具だと臀部が下がりやすくなってしまい、腰痛の原因になりがちです。
睡眠中の寝返り
健康な人は一晩20〜40回寝返りをうちます(個人差はありますが)。寝返りをせずにずっと同じ姿勢でいると、圧力がかかっている部分の血行不良を起こしてしまいます。私たちは睡眠時も寝返りをして身体の血液の循環を促しているのです。また、寝返りには、日中の筋肉の疲れをほぐし、脊柱の歪みを矯正する働きがあると言われます。その他、寝返りにより寝具の中に対流を生じさせ、自然と寝具の中の温度や湿度を調節したりしています。睡眠にとって大切な寝返りですが、この寝返りがスムーズにできないと寝返りの度に目が覚めてしまい、よい睡眠はできません。また、敷き寝具が柔らかすぎると寝返りの支点となるところがなく、寝返りがしずらくなります。
(文責:睡眠改善コーディネータ 阿久津靖子)
正しい寝姿勢を支えるリフォーマーエレメント
HOME

前のページへ